マレーシアのお土産【食べ物編】



日本に帰国するたびに考え込んでしまうのがお土産。マレーシアには、気が利いたお土産が少ないのだ。

そこで、今回はそこそこ安くて、喜ばれる(多分)お土産(食べ物編)をご紹介する。


「Chef」ブランドのインスタントラーメン


スーパーやコンビニなどでも売っていて、手に入りやすいインスタントラーメン。
少々かさばるけど、4袋入りなのでバラマキにも向いている。
種類が少しずつ増えていて現在4種類あるけど、おすすめは写真のトムヤム味(紫色)とカリミー(赤)。スパイシーなので、子どもには無理かな。


MAMEEの「Chef」ブランドのインスタントラーメン。紫色のトムヤム味と赤いカリーラクサ。
「Chef 」ブランドのインスタントラーメン


メーカーは、Mamee(マミー)というマラッカにある大手ラーメン製造会社。
名前の「Chef」は、有名なセレブシェフがこのラーメンをプロデュースしているから。
シェフ・イスマイル(Dato Chef Ismail)というマレー系のシェフなんだけど、マレーシア人なら大抵知っている有名人で、レストランを経営している。

ところで、このレストラン、おいしいし雰囲気もいいので観光客にもおすすめ。

Restoran Rebung(レストラン ルブン)
営業時間、連絡先などは▶こちら

Restoran Rebung(レストランルブン)のカラフルな店内の様子
ルブンの内装はカラフルでインスタ映えしそう
Restoran Rebung(レストランルブン)のビュッフェにはマレー料理が並ぶ。ドリアンを使った料理やデザート、珍しい山菜料理などもある。
入口付近にズラリと料理が並び、ライブキッチンも屋外にある




ブュッフェ形式のランチとディナーがあり、両方ほぼ内容は同じだけどディナーの方が割り高なので、ランチがおすすめ。
シェフ・イスマイルは、ほぼ毎日お店に顔を出しているので、会える確率は高い!

KLセントラルからタクシーで5分程度のところにあるので、観光次いでにぜひ。
シェフに会えたら、このお土産をあげるときに説明する口調にも力が入るはず。




簡単にマレーシアの味が再現できるレトルト調味料


料理好きの友達にぜひ差し上げたいのがこちら。
Brahim's(ブラヒム)というレトルト食品会社の調味料。

Brahim’s(ブラヒムズ)のレトルト調味料。ほかにもたくさん種類がある。
ブラヒムズのレトルト調味料

肉と野菜を切って少量の水とこの調味料を一緒に入れて加熱すれば、出来上がり! 
野菜は、ジャガイモやニンジン、玉ねぎなど、一般家庭に常備しているもので十分。
辛すぎずちょうどいい味付けで、私の実家では結構喜んでもらえた。

ブラヒムは、以下のマレーシア政府観光局のオフィシャルブログによると、マレーシアに乗り入れているほとんどの航空会社に機内食を提供していたり、軍隊にも食事を提供しているらしい。


マレーシアではかなり有名なブランドなので、ほとんどのスーパーで手に入るのもいいところ。


インド産の食品など

多民族国家のマレーシアでは、インド料理も本格的。調味料もインド産のものが手に入る。

おすすめは、インドの紅茶(写真左)とマサラティ(チャイ)のスパイス。結構ピリピリとスパイシーな味が楽しめる。牛乳と砂糖は入れた方が絶対おいしい。

インドでよく飲まれている茶葉とTea Masara(チャイのスパイスミックス)
インド産の紅茶とチャイのスパイスミックス


温めるだけの食品。Chana Masala(チャナマサラ、ひよこ豆の煮たやつ)と、PLak Paneer(パラッパニール、チーズ入のほうれん草ペースト)は日本人好みだと思う。


インド産のレトルト食品2種。Chana Masala(チャナマサラ、ひよこ豆の煮たやつ)と、PLak Paneer(パラッパニール、チーズ入のほうれん草ペースト)
インド産のレトルト食品

料理好きの方にさしあげたいのが、こちら。Briyani(ビリヤニ、インドの炊き込みご飯)のミックススパイスと、カレーパウダー。
ビリヤニは、本当は細長いバスマティライスがおいしいが日本では手に入りにくい。日本のスーパーで見つけたタイ米でもおいしく出来た。

インド風炊き込みご飯Briyani(ビリヤニ)のミックススパイスとカレーパウダー。両方ともインド製で本場の味わい。
左からビリヤニのミックススパイス、カレーパウダー



あとは、Ghee(ギー、バターの1種)も買ってみたけど、こちらは上級者向け。

インド食品店で購入したインド産のGee(ギー、バターの一種)
インド産のギー

インド系の食材は、やっぱりインド人街で買うに限る。おすすめは、ブリックフィールズのModern Store。

最近、増床移転したらしく、前に比べてかなり店舗が広くなったようだ。
住所や連絡先は▶コチラ




サラワク産の胡椒

日本人は意外に知らないが、サラワク州は胡椒の名産地。粒胡椒もお手頃価格なので、料理好きに。スーパーで手に入る。

サラワク(sarawak)州産の粒の黒コショウ。
サラワク州産の粒黒コショウ


漢方薬局は乾物の宝庫


マレーシアの主要民族のひとつ、中華系の食品は漢方薬局(というか乾物屋さん?)で買うのがおすすめ。ショッピングモールの一角にあることも多く、買いやすい。

今回買ったのは、ナツメと蓮の実に、当帰(アンジェリカとも呼ばれる)という漢方薬。
ナツメはナツメ茶とかにもできるし、いろんなレシピが見つかるけど、それ以外の2つはちょっと使い道が分かりにくい。漢方薬や東洋医学に関心がある人向けになると思う。
とはいえ、顆粒じゃない漢方薬は日本より普通に売られているので、興味がある方にとってはいろんな発見があると思う。


ナツメ、当帰、蓮の実。中国系の漢方薬や乾物を売っている店で購入。
左からナツメ、当帰、蓮の実



どんな方に差し上げるかで喜んでもらえるお土産は変わるが、ご参考までに!

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